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人形づくりに見られる伝統や、古き良きものを大切に守り続けてきた岩槻には、その歴史にふさわしい歳時もたくさんあります。
春には、競うように咲き乱れる700本の桜を愛でる「岩槻公園桜まつり」。夏には、7月下旬に繰り広げられる「人形のまち・岩槻まつり」。
人々が人形のい でたちで町をパレードするこの祭りは、豪華な歴史絵巻そのままに往時をしのばせます。
そして、全国に知られる「人形供養」は、秋。毎年11月3日に、人形 塚の前で古い人形を荼毘(だび)に付し、いつくしんだ人形を供養します。
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岩槻の人形は、すべて昔ながらの手仕事でつくられます。まず、どんな人形 をつくるか企画を立て、次に頭づくりと、衣装すけ(胴づくり)、手足づくり、小道具つくりはそれぞれ分業です。
こうして部分的に仕上がった製品を問屋で完 成品に組み立て、市場へ送りだしています。丹念な手仕事による実に何千という工程を経て一つの人形が出来上がるのです。
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※岩槻人形協同組合 発行「人形のまち岩槻」より抜粋 |
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